広告漫画ってどうやって作るの?
と調べているのであれば、おそらく制作方法ではないかもしれません。
何を載せるか?
だとしたら、この記事を読んでください。
広告漫画に乗せるのは以下の内容です。
商品やサービスが…
- 本当に役立つのか
- どうやって使うのか
- ストーリーを伝える
- 相手(購入者)の立場になること
- ベネフィット
ひとつずつ説明していきます。
広告漫画家のクマです。
仕事でお客様の商品やサービスを宣伝するため広告漫画を制作しています。
ココナラpro認定。
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本当に役立つのか
ヒアリングするときにクライアントに聞いています。
本当に役立つ商品なのか?
クライアントに喧嘩を売ってるように聞こえますが、大事なことです。
クライアントのお客様がいちばん気にするところですからね。
お客様は常にこう思っています。
「この商品(サービス)買って本当に役にたつの?」
こちらが「役にたつ」ということを証明しなければなりません。
サイズ、重さ、素材、肌さわりなどを明記します。
どうやって使うのか
使い方を説明します。でもそれ以上に絶対いれてほしい項目があります。
それは「デメリットを伝える」こと。
デメリットを先に伝えることでお客様の不安を解消します。これがめちゃくちゃ大事!
だいたい耳にいいことしか書いてないものは粗悪品です。
ストーリーを伝える
実際にサービスを使ったお客様の体験談を描きます。
どんな人で性別、職業、年齢。
どんな悩みを抱えていて
どんなふうにそのサービスと出会い
どう使い
どんな未来を手にいれたか。
これは広告漫画はすごく得意。
実写だと俳優さんをそろえて撮影しなければなりません。
広告漫画なら数万円から十数万円程度でしかも丸投げで制作できる。
それが広告漫画のいちばんの強みです。
数字で説得する
もう一つは数字でみせること。
統計データをグラフなどにして視覚でわかりやすく伝えます。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 販売数の増加
- リピーター率
多くの人が使ってることがわかれば、そしてその評価がよければ、お客様は安心します。
相手(客)の立場になること
さあ基本の基です。
広告漫画にとりいれたい部分です。
- 何を
- いつ
- どこで
- 誰が
- なぜ
- どのように
- 誰に
- いくらで
お客様像、ということですね。
わたしのお客様はどんな人で、仕事は何をしているかな~とか
どんな悩みを抱えているかな~とか
お客様はどこでこの商品を手にするかな~とか
お客様が出すならいくらくらいかな~とか
それをキャラクターに、ストーリーにすると
お客様は「これ私のことだ!」となります。
ベネフィット
お客様は実は商品やサービスがほしいわけではありません。
それを使って問題を解決したいのです。
例えばダイエット。
お客様はダイエットフードが食べたいわけではない。
やせたいんです。
やせられるなら別にダイエットフードでなくてもいいわけです。
わたしたちがみせなければならないのは「お客様が痩せた未来」「やせるとどんないいことがあるか」ということ。
ダイエットフードだけとりあげて終わるのは広告漫画ではありません。
まとめ
いろいろ並べたてましたが、これらを全てマンガにいれることは無理です。ページ数の制限があるからです。
お客様と話し合い、商品やサービスにとって必要な部分をピックアップするようにしましょう。
以上、広告漫画家のメモでした。
広告漫画家をやっています。
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絵や漫画を売ることを題材にしたノートも書いてます。