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広告漫画家のぶっちゃけ話「漫画家と名乗るようになってから」

どうも。

熊です。

いや、クマです。

 

人間だったわ。

職業、広告漫画家。

 

最初はそう名乗ることに抵抗がありました。

 

漫画家。

 

私の中で「漫画家」というのは、商業誌で連載している方のことだった。

プロの作家さん。

 

連載もしたことがない私が、そう名乗っちゃいかんと思ってた。

 

でも今は。

 

商業誌の経験や出版社との繋がりがなくても企業案件を得られる時代。

オンラインで仕事が完結する。

制作会社など仲介業者を通さずに企業が直接クリエイターに依頼できる時代。

 

わたしもココナラというプラットフォームを利用しており、そこを通じて企業案件をいただくようになりました。

 

営業が大の苦手‼︎

 

なので、お客様に見つけてもらえる環境は助かります。

 

仕事の8割が広告漫画。

なので「広告漫画家」と名乗っています。

 

でもやっぱり最初は抵抗がありました。

それが無くなったのはココナラでpro認定を受けてから。

 

pro認定というのは、ココナラに入ってくるビジネス利用のお客様(中小企業から大企業)に応対するために用意されたクリエイターたちのこと。

cuma-twitter-esi.hateblo.jp

 

実際には数十年の経歴の方とか、業界の有名な方とか、商業誌で連載している方とか、上をみればすごい方ばかりです。

 

本当にわたしが、底辺とはいえ、同じくくりにいていいのか?

と思うんですが、まあそれはそれ。

 

バッジをつけている以上はプロ意識をもたなければなりません。

 

でもそれだけじゃない。

 

 

お客さんの望みは「提案してもらうこと」

 

企業の担当者さんや社長さんとやり取りをする中で感じること。

それは、彼らはどうすればいいかわからない部分をクリエイターに示してほしいと思っている。ということ。

 

お客様にいわれるままに描いていた時もある。

でもそれではだめなんだと。

 

考えが変わってから、対応も変わりました。

 

  • 相手の情報を聞き出す
  • 世間話を頑張ってみる
  • 親しんでみらう
  • なんでも相談してもらえる存在に

 

クリエイターはコミュ力必須

 

意外かもしれませんが、クリエイターってコミュニケーション能力が必要。

 

自分の思いを発信する作家と違い、広告漫画は企業ありきのお仕事です。企業の思いを形にするのがお仕事。

 

もちろん作家さんも担当編集さんと一緒に作品を作っていくので、コミュニケーション能力は高いほうが有利です。昔のわたしみたいなコミュニケーション能力をどこかに落としてきたような学生では難しいでしょう(こてんぱんにやられる。やられた)。

 

広告漫画家は、企業の担当と意思の疎通がはかれないと成り立たないお仕事。

 

  • 何を伝えたいか
  • 見た人にどんな行動をとらせたいか
  • 何を得たいのか

 

それさえわかれば、マンガにすること自体はそう難しくありません。

 

一番難しいのは人の感情を動かすこと。

 

  • 担当さんの思いや考えを打ち明けてもらうこと
  • 読者の心をひきつけて次の行動を変えること(離脱率を防ぐ)

 

人の言動を変えることがいちばん難しい。

 

人と人の仕事

 

社会人経験を経てマシになったとはいえ、今でも話をするのは苦手です。

でも苦手なんて言ってられません。

 

なんせ会社を辞めてフリーランス。

こけたら終わり。

 

なんとか相手と少しでも打ち解けようと努力します。

話がへたくそでも、なにがしら話しかけていたら何か引き出せるものです(暴論)。

 

第三者が間に入ると難しい

 

第三者が間に入ってお客さんとやりとりをする、というお仕事もしました。

 

相手の考えや想いやビジョンがみえないので、やはり直接やりとりをしたほうがいいと個人的には思いました。

 

イラストであれば細かいディテールや調整が必要になるのでなおさら。

 

お客さんの

「感動した!」

「数字がのびた!」

こういうお声は、報酬以上にやりがいになります。

自信もつきますしね。

 

必要とされるクリエイターとは

 

イラストレーターもマンガ家もこれだけは共通してます。

これがお客さんに高い評価をもらうコツ。

これは間違いないです。これがあると修正回数がぐっと減ります。

 

提案力。

 

お客さんの希望を聞いたうえで。

よりよくする方法はないか考えて提案する。

 

いわれるままに描いて終わりだと、リピートはないです。

修正回数もはねあがります。

 

そりゃそうですよね。

専門外のお客様が一生懸命、考えてもうまくいくわけがない。経験という引き出しがないのですから。

 

一緒に考えるのがクリエイターの仕事です。

 

壁際にぼうっとっつ立ってお客さんの指示を待っていれば、そりゃあお客さんだって不満に思いますよ。

※奴隷案件はのぞく。

 

「こういうのを足したらどうでしょう」

「この色は合わない気もするのでもう一案ご用意しました。どちらがいいかご感想をいただけますか」

「こういう法律にひっかかるのでこういう言い回しに変えてみては」

 



イラストなら専門家はイラストレーターのほうです。

広告漫画なら専門家は漫画家のほうです。

 

お客さんからしたら専門家に依頼している。

人生で初めての依頼ならドキドキしています。

どんな作品を作ってもらえるんだろう。

 

それが指示したものしかできてこなかったらがっかりしますよね。

別に高いお金払わなくても、専門学校の生徒で十分じゃないですか。

絵が描ければだれでもいいじゃないですか。指示した通りに描くだけなら。

 

Twitterには無料で描いてくれる絵のうまい人がたくさんいます。

 

そういう人を選ばずにわざわざお金を払っているからには「期待している」んですね。

 

提案することに気後れするかもしれません。言って採用されなかったら…と思うと二の足をふんでしまうかもしれない。

 

でも提案して迷惑になることはないです。

ほとんどの方は喜ばれます。

 

採用されなくてもいいので、どんどん提案していきたい。

 

提案したいけど引き出しがないよって時は調べるといいです。

検索で調べれば、山のように技術や知識が落ちてます。

 

自分がいいと思ったものを試してみて、お客様に提案すればいいのです。わたしもわからないときはそうしています。

 

最後に

というわけで「漫画家と名乗るようになってから」考えが変わったというお話でした。

 

結局のところ企業案件をいくつもこなしているうちに意識が変わっていった、というのが正しいです。バッジはあくまで仕事をもらうためのもの。

 

企業の広告漫画を制作して、さらにリピートしてもらえることが自信につながり、広告漫画家と名乗れるようになった。

 

これはイラストも同じです。

 

プロだと思って仕事をしていればプロになる。

 

他人に認めてもらうよりも、実績を積み重ねていくことで自分自身が認められるようになる。

 

広告漫画家と名乗れなかったのはわたしに自信がなかったからです。

 

  • 自信がつく
  • 提案ができるようになる
  • いい評価がつく

 

最後にココナラっ子に。

ぶっちゃけーココナラの中だけで頑張るよりは、リアルやSNSでも同じくらい頑張るほうがココナラでproのバッジを得るには近道です。

 



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