NFTアート。
クマのコレクション「クマ・ファミリー」より新作「ワンダーランド」をシークレット・リストしました。なんとほとんど宣伝していないにも関わらず翌日お買い上げ頂いた。
ワクワクしたのでそのあたりのことをまとめてみました。あとアート作成風景なども載せているので好きな項目をお読みください。
不思議の國
アリスシリーズはこれまでも無料ヘッダーを描いてきました。
そのアリスシリーズと「クマ・ファミリー」をかけ合わせた「ワンダーランド」。
光と幻想の世界がモチーフ。
キラキラしている絵が好きです。
最近キラキラばかり描いている。
この絵は売り物か?
イエス‼
2/7にリストしました。秘密裏に。
ほぼ宣伝していません。
ファミリー公式公報のスカーレット坊やさんにすら言っていないので、おそらく当分は誰にも見つからないでしょう(笑)
とこの時点では思っていた。
初のシークレットリスト
なぜ? 宣伝しないと売れないじゃないか。
いくつか理由があります。
まず値段が0.03ETHとお高め。
これまでのクマ・ファミリーからすると「かなり調子にのった値段」。
クリエイターコラボレーションは別として(お相手がいるため)、またその前に落札された「イースターエッグ」もオークションだったので別として、最後にリストで売れたのがシロクマ。
これが一番高いので0.006ETHでした。
シロクマ。
ちょっと高めにしてん。
と公報さんに言ったら「安いわっ」と返された思い出があります。
次はもうすこし価格をあげて、クオリティはそれ以上にあげるつもりでした。
で、質にこだわって描いていたら作成に11時間以上…。
そんな経緯もあり、今回はこの価格にさせて頂きました。
ふつうに高いので「買ってね♡」とは大声で言いがたい。
そしてもうひとつ大きな理由があります。
お店に何も並んでいない
いま買えるアートが1枚もないんですよ。
それもどうなんだろう。
とにかく並べておきたかった。
ただただそれだけで「あ、どうせだからこっそりおいてやろう」と公報担当にも断らずリストしました。
さすがに悪いと思って後から一言。
「スカたーん、軽率にリストしちゃった~」
たまにはこういうのもいいんじゃないかな〜と思います。
宣伝するのもやりがいがあってね、好きなんですが、隠れ要素的な感じでひっそりと飾っておくのも楽しい。
悪かったよ。
さすがに何もしないのもいかがなものかと、改めてスカさんと2人で(ひかえめに)宣伝活動をしていたら翌日にお買い上げいただきました。
お迎えしてくれたのはあっきぃさん。
同じDAOHeavenで活動している仲間です。
オーナーはあっきぃさん
あっきぃさん。
オークションで「イースターエッグ」も落札して頂きました。
それだけではなく、これまでもクマ・ファミリーを何枚もお迎えして頂いている。企画をやれば参加してくださり、クマにとっては特別な方です。
あっきぃさん
ブロガーさんで「あっきぃの情報室」という読書や仮想通貨のブログを書かれている。DaoHeavenの強力打線。クマ・ファミリーを10枚以上保有するとつく「クマ爺」のロール称号をもつ。
DAOHeavenの活動を支えるメンバーさんのお1人で、こまめにSNSなどで拡散してくれるあっきぃさん。ブログを書きながら動画の台本を書かれたりと実に多才で、多方面で活躍されています。
わたしたちが属するDAOHeavenについて。
DAOHeaven公式ロゴ/作成cherijam氏
DAOは自律分散型の組織で社長や平社員などの区分がなく、合議制で、みんなの意見で物事が決まっていく。
詳しくはあっきぃさんが紹介記事をわかりやすく書いているので(ブロガーの本領発揮!)こちらをお読みください。
創作風景ーどうやって描いたのかー
さて、最後にワンダーランドの作成風景です。
今回は動画にしたのでいくつも撮影しました。
下書きです。
メモ用紙にボールペンでさらさらっと。
え?
そうです、ラフ画ではなく下書きです。
これにペンを入れていきます。
本です。
これは別に描いておきます。
今回はアリス、本、植物の3つの線画レイヤーをわけて描きました。
わけておくと間違えて描いた時に、消しゴムをかけるのが楽なのです。
アリスと本。
植物を描いていきます。
この童話の中から不思議の国の世界が飛び出している、という構図が頭にありました。
アリスが見ている夢なんでしょう。
キャッチコピーもこの時点で出来ていました。
「その真実(りんご)に手は届くのかー」
真実と果実をかけています。
なのでりんごを描く。
線画完成です。
着色していきます。
人物の肌色から塗り始めます。
アリスといえば水色のドレスと縞模様のタイツですね。
ここでは濃い青緑色にしています。
木に光を灯します。
下地にレモン色を使用。
同じレイヤーを複製して、フィルターの「ブルーム」をかけます。
2枚合わせると木が光っているように見えます。
植物に着色していきます。
不思議の國ということで現実にはありえない花を。中心部が宝石になっています。
ざっと全体を塗ったら仕上げていきます。
木の灯りが寂しいので光を加算。
まずは背景に。
フィルター「ゴッドレイ」をかけて、黄色、茶色など少しずつ色味を違う光を。
透過度も変えながら、ぽんぽんとスタンプをおすように乗せていきます。
キャラクターにも。
光が当たる面を意識します。
最後に木の上に光を載せていきます。
背景の時と同じように。
ぽんぽん。
完成です。
というわけで今日は新作「ワンダーランド」の紹介でした。
おしまいっ。